海外台湾史料
海外台湾史料には世界が記した台湾に関する記憶が残されています。従来の台湾内部の台湾イメージとは異なるもので、「世界の中の台湾」を知り、台湾史を再認識する格好の材料、台湾史の新たな視野を切り開くものです。
海外所蔵の台湾の記憶を通じて、各国、地域がどのように「台湾」を解釈していたのか、台湾と世界の関係、現代世界における台湾の位置について考える手掛かりとなります。
本館では、開館準備段階以来、各国に点在する台湾の記憶を収集、現在42件の史料調査、出版物を収集、研究者、地方の民間文化歴史研究者、一般の読者に台湾海外関係史考察の基礎を提供しています。