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10×10:台史博開館10周年特別展

  • 開催日:2021-11-01
  • 開催日:2022-03-20

台史博は開館10年を迎えました。その間14万点の資料を収蔵、85種類の展示を企画、数百回の各種イベントを開催、その間台湾史研究資料の収集を続け、同時に来場者も500万人(累計)を突破しました。資料を蓄積しながら、新たな試み、台湾の過去や現在への関心を忘れずに、長期的な視野で運営を続けてきました。台史博10歳の誕生パーティーにご来場いただいた皆様と、「10年×10大事件」を振り返るとともに、未来への希望を語りあいたいと思います。

X風景・荒野から博物館へ

1993年、国立台湾歴史博物館は省立博物館としてその歩みを始めます。2001年からは400年前は海であった台江内海の土地を拠点に、台湾史を題材とした初の国家博物館として準備が進められてきました。内海からサトウキビ畑へ、歴史豊かな土地で、徐々に知識を蓄積、生産、構築していき、土地と人々の生活の軌跡を記録、自然と人文が出会う博物館を目指しました。そして2011年、台史博が正式に開館、多くの人々の記憶を乗せた「みんなの博物館」となったのです。

X深耕、小さなことの積み重ね、新たな試み

十年の深耕、過去に根差して、歴史を積み重ね、台史博は一歩一歩地を耕し、成長してきました。国際ネットワークの確立から台湾ローカルの繋がりまで、台湾史研究の深化から研究資料の提供まで、博物館内の常設展から館外の生態エリア運営まで、また同時に文化的平等に取り組み、長期にわたり教育機関と協力したり博物館劇を企画しながら、各方面の来場者のためのサービスを実施してきました。10年で樹が育ち、100年で人が育つと言われますが、我々はこれからも努力を続けます。

X記憶、収蔵品に込められた物語

台史博ではこれまでに先史時代から現代まで、台湾に関する国内外の文献、地図、写真から文物資料に至るまで、14万点の資料を収蔵してきました。大きな特色は、人々からの寄贈資料が全体の35%に上ることです。時代の産物や個人の思い入れが詰まったものなど、資料の一つ一つにそれぞれの物語が込められています。目に見える資料を保存すると同時に、見えない記憶も記録しています。収蔵品が語る物語を一緒に見てみましょう。

X特別展、物語を語るステージ

常設展が博物館の中核をなすものなのに対し、特別展は自由にその特色を発揮することができます。特別展は台史博十年間の歩みを展示するステージとしてだけでなく、これまでどのようなことに興味、関心を向け、どのような試みをして、どのような来場者を想像していたのかを、その歴史から窺い知ることができます。この10年間で105ある特別展の中から、場所や資料、イシューによって7大テーマ43の展示を厳選してご紹介します。皆さんが見たことあるのはどの特別展でしょうか?見たことある、また見逃してしまった展示の数々をもう一度振り返ってみましょう。

Xイベント、あなたのためだけに

この10年の間に企画してきた大小さまざまなイベント、あなたはどんなイベントに参加しましたか?親子、教育機関、歴史愛好者 各種平等運動、「文青」(意識高い系の若者)、ローカル、ボランティアなどイベントの対象毎に8つに分けて振り返ってみたいと思います。お見逃しなく。

X出版、台湾の歴史文化を探る

出版物からオシャレな記念品まで、台史博はこの10年間で様々なものを作り出してきました。長期刊行中の季刊『Watch Taiwan観‧台湾』は、金鼎賞(出版関係に関する国主催の賞)を受賞、他にも多くの書籍、DVDを出版、販売してきました。ここでは9つのジャンルに分けてご紹介します。お気に入りの商品があれば、ぜひ一階のミュージアムショップでご購入ください。

X博物館員だけが知っていること

台史博には思いもよらない、思わず笑ってしまうような秘密のエピソードがたくさん隠されています。館内で探してみてください。

X知らなきゃ損する必見スポット

台史博で一番HOTな人、事、物が大集合です。多くの人にとって「台史博で一番好き」なスポットであり、大きな特色でもあります。この特別展で全部教えちゃいます。

Xよくある質問コーナー

台史博がよく聞かれる質問トップ10は何でしょうか?Q&A形式で台史博のことを知ってください。

X NMTH NEXT――将来の計画

みんなで参加するこれからの台史博を、開かれた対話の形で考えていきます。