アメリカ国立公文書記録管理局台湾関連資料
アメリカ国立公文書記録管理局(National Archives and Records Administration,NARA)は1935年にワシントンD.C.に設立されました。アメリカ政府の重要文書を保管しており、膨大な数の台湾関連資料も含まれています。台史博は展示、研究に資するために、テーマに沿って調査を行ってきました。
台史博が収集したNARAのアーカイブ資料は、第二次世界大戦、中華民国による台湾接収前後、米国経済援助時代における、アメリカおよび台湾と密接に関係のある三大テーマに基づき、2013年から2014年、2014年から2015年に、それぞれ「アメリカ国立公文書記録管理局所蔵第二次大戦関連及びアメリカ支援時代産業関連資料の調査研究」、「アメリカ国立公文書記録管理局所蔵台湾接収前後の関連資料調査収集計画」を実施。第一次プロジェクトでは166点、15,000枚余り、第二次プロジェクトでは150点、10,000枚あまり、合計25,000枚のアーカイブ資料を収集しました。数万枚という資料は、まだ全体のほんの一部にすぎませんが、史料的価値のあるものが多く、一般の方々の参考にもなるものです。