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デジタルデータベース

台史博は台湾のすべての人のための歴史博物館を目指し、様々なテーマのデジタル資料を通じて、台湾人の生活を「見て」、「聞く」ことで、台湾の歴史や記憶を理解できるようにしています。
  • 近代台湾新聞データベース

    日本統治時代の台湾研究は、多くを『台湾日日新報』に依拠してきました。『台南新報』と北部の『台湾日日新報』、中部の『台湾新聞』は日本統治時代における台湾の三大新聞と呼ばれています。『台南新報』には台南の生活が活き活きと記録され、台南の歴史、文化、物、人びとに密接に結びついた台湾の過去を鮮明に記録しており、宗教、民俗、音楽、戯曲、遊芸などに関する記事も多く掲載されています。日本統治時代の台湾社会の実態や庶民の生活を研究する上で重要な史料であり、20世紀初頭の台湾における政治、社会、経済、教育、文化などの側面をより深く理解するのに役立ち、さらには新聞を通じて、報道の背後にある歴史的要因も探ることもできます。

    一般の人びとや学者、研究者がより利用しやすいよう、台史博は台南市立図書館と共同で同館所蔵の『台南新報』をデジタル化し、『台南新報データベース』を構築しました。当館のもう一つの重要な史料である『台湾民報』と統合し『近代台湾報刊資料庫(新聞データベース)』とし、研究者や台湾史に興味をもつ一般の人びとにさまざまな新聞史料を提供しています。

  • 学園生活の思い出データベース

    世代を超えて共有する「学園生活の思い出」をテーマに、日本統治時代から戦後にかけての台湾各地の卒業アルバムの収集を始め、学校の沿革、卒業アルバム、写真の三種類の史料を収集、所蔵し、関連情報を体系的に整理しました。また、地理情報システムと統合し、多角的な検索機能やテーマ別地図閲覧機能を提供し、一般の人びとや教育史研究者が、100年来の学校生活や学校教育の発展を知ることができるようになっています。

  • 台南文史研究データベース

    戦後における台南研究の先駆者たちの研究成果を広めるため、1950年代台南における研究雑誌『台南文化』、『南瀛文献』、『文史薈刊』を収集、整理しました。歴史的な考証や研究のほか、当時の文化歴史研究者が台南各地で行ったフィールドワークの様子や詳細な記録が掲載されている台南を理解するうえでの重要な参考資料です。

  • 台湾の音楽と歌声100年(館内では全コンテンツの視聴が可能)

    台史博では、長年音声資料の収集を進めており、シェラック盤レコードのデジタル化や文献による音声考察による再現において成果を上げてきました。2015年、歴史の記録を核心とする音声データベース「台湾音声100年」を立ち上げ、オンライン上での音声資料の公開、学術交流のプラットフォームとして継続的に音声資料をアップロードし、シンポジウムや交流会を開催、その成果を蓄積、公開してきました。

    現在公開されているのは、鄧雨賢、江文也、純純、許石らの音楽家の音源、文化協会、時代歌謡、地下音楽、各時代に行ったフィールドワークでの採集音源、1970年代のテレビCM音楽などで、現在も収集を続けています。サイト上のデジタルデータは、学術的保存、研究の利便性の観点から複製されたもので、合理的な利用の範囲内で一部公開されています。図書館の資訊査詢区では研究目的や音楽鑑賞用のための検索、全コンテンツの視聴が可能です。

  • 台湾女性データベース

    伝統から現代に至る台湾女性の歩みを深く研究するために、女性の文物、画像、オーラル・ヒストリーなど様々な資料の研究、収集、推進、蓄積を行い、ジェンダー問題に対する理解を高めるとともに、台湾社会において過去100年にわたって女性が家庭から社会へ、さらには世界へとはばたく過程とその影響に注目します。

  • 所蔵品関連サイト

    2020年10月に全面的にサイトのリニューアルを行いました。当館の14万点を超える所蔵品と民間のコレクションを中心に、より多様で便利な検索サービスをユーザーに提供しており、当館の特色ある所蔵品、所蔵関連作業、所蔵品運用等について知ることができます。サイトには3Dデジタル化コーナーや、オープンデータのダウンロード、「知識転訳と学習平台(もっとよく知る学習プラットホーム)」などがあるほか、文物の寄贈や画像、影像の使用許可申請もサイト上で行うことができます。

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