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収蔵品の権利について

台史博では、収蔵品の取り扱いリスクを引き下げ、研究員の研究がよりはかどるように、2003年から収蔵品のデジタル化に取り組んでいます。デジタル化の成果と収蔵品情報は、台史博のコレクションウェブサイトに公開し、学術研究、教育、普及、展示、出版などの用途に提供しています。また2007年にはに関する画像・映像・音楽データ利用サービスを開始。2019年末時点での利用件数は3万件以上に達しました。収蔵品の利用機会の増加に伴い、より一層の情報の透明化に努めてまいります。

台史博は2000年の開設準備事務所の時から、情熱あふれる皆様からご自宅の収蔵品の寄贈のお申し出が相次いでいます。寄贈者の数は500名を超え、全国各地はもとより海外からも届いています。寄贈品は図書文献、民具、マルチメディアなど、小さい物では小銭やボタン、大きい物では車や船に至るまで広範囲に及び、十数年間に集まった寄贈品は4万1000点余りに上り、全収蔵品の32.6%を占め、寄贈品は今や当館にとって重要な収蔵源の一つになっています。貴重な文化財を保存し、館内の収蔵品により一層の彩りを添えるため、そして台湾の歴史の証人となるために、皆様のご先祖が残された物品の寄贈を心からお待ちしております。