140年前、フランス政府と清朝がベトナムの帰属をめぐって対立、戦火は海に浮かぶ台湾にも波及、基隆、淡水、澎湖も戦場となったため、台湾全島が貿易封鎖による経済的苦境に陥った。一年以上に及ぶ戦禍、「清仏戦争」のことを台湾人は「西仔反」と呼んだ。「西仔」とは「フランス」のことで...
展示説明1928年に開設された韓内科は、台南の発展を百年近く見守ってきました。創設者である韓石泉先生が1945年から亡くなるまでに残した約8万部のカルテには、その診療の様子が記録されています。これらのカルテを通じて、第二次世界大戦末期の状況、台南市民の生活、伝染病、そして医療がそれにどう立ち向かった...