展示概要
本館常設展「この土地この民:台湾の物語」は1,177坪の広大なスペースで、先史時代から現代まで、各地から来て台湾で出会った人々の衝突、競争、対話、和解の過程を紹介しています。文字史料や文物、伝説を利用しながら、日々「台湾」を再定義、今日の私達を作り出し、明日を描く台湾の物語を展示しています。
豊富な史料、ジオラマ、人物模型、マルチメディア、VR等を活用し、驚きと感動の歴史の旅を作り出しました。バリアフリーデザインで、車いす利用者にも快適に観覧いただけます。また七か所に視覚障碍者用の触れて楽しめる複製資料を設置、そのほか点字説明、拡大文字による紹介、口述映像、簡単なガイドブック等をご用意、どなた様でも「みんなの博物館」をお楽しみできるよう工夫しております。
常設展のほか、3か所の大小異なる特別展スペースは、計351坪、本館の研究、収集史料に合わせて、各種特別展を企画しています。各エスニックグループの交流、現代問題、新地方学、常民記憶、物のライフヒストリー、文化的平等等、多角的な視野で歴史知識や人々のライフヒストリーを発掘、より多元的で詳細な歴史文化探索を提供しています。開館から現在まで、計134種の展示を行いました。内訳は本館内で95回、海外で11回、館外で28回です(2023年12月31日現在)。
受賞記録:
本館常設展2.0「この土地この民:台湾の物語」はアメリカIAAのMUSE Design Awards室内デザイン、展示部門の金賞を受賞。
常設展のAR(拡張現実)アプリ「仙怪探検記」(The Adventure of Spirits)はアメリカMuse Creative Awardsのアプリ文化部門、銀賞を受賞。