本年表では、洋装がまだ日本人の日常の衣生活として定着していない期間を近代とし、1868(明治元)年~1945(昭和20)年の第二次大戦終結までを対象としています。本年表の第一の目的は、その時代時代に生きた人々の身装(身体と装い)の再現・確認のための手がかりを提供することです。当該期間の事柄を、「事件」、「現況」と各年の画像、「回顧」に分けて記述しています。このデータベースは、国立民族学博物館・大丸弘研究室(1995年度まで)、国立民族学博物館・久保正敏研究室(2015年度まで)、大阪樟蔭女子大学・高橋晴子研究室(2014年度まで)が中心となって作成したものです。2016年度より、MCDプロジェクトとして、引きつづき作成に当たっています。現在、画像を含めた総データ件数は、約11,900件です。